マーケティングとリクルーティングはターゲットが違う以外はほぼ一致
年始早々、意識高い系を自称するネット市民が集う NewsPicks で面白いネタを見つけてしまったので脊髄反射しておきます。
人身売買ビジネスとは距離を置いている関係上、「採用マーケティング」も「採用広報」も初見でした。
教えていただいてありがとうございます。
以下、人身売買ビジネスのプロフェッショナルから見ると大いに異論あるのでしょうがそこはご容赦いただくとして。
マーケティングにおける戦略・戦術を定義するステップは 3C ⇒ STP ⇒ 4P ですが、リクルーティングとの違いは 3C の一つ、Customer が Employee に置き換わるぐらいで、他の構成要素はほとんど一緒ではないでしょうか。
例えば、求人広告もブランド広告も会計上は「広告宣伝費」といった経費科目で処理されるところなんかはとってもわかりやすいですし、その求人広告で一世を風靡したリクルートが事業ポートフォリオにマーケティング関連サービスを加えたりなんていうわかりやすいケースもあったりします。
しいていうなら、商品開発を含む広義のマーケティングよりは狭義のセールス・プロモーションの方がガッツリはまりやすかったりしますが、ブランド≒事業が起点となって集客や採用のCPOといったKPIを掲げるところは完全に一致しますし、顧客化・採用した後に活性化させるアクティベーションや離脱・離職を防止するリテンション、友人紹介といったMGMのようなプロセスで苦労されているマーケターやリクルーター(?)も多いのではないでしょうか?
以上、ついつい「マーケティング」というコトバに反応してしまう悪い癖は今世紀中に何とかしたいなと思います。